自転車がバスに乗れるように!

  〜「自転車都市つくば」






自転車onバスは効果抜群!

 私は欧州に暮らしていたのでその快適さが忘れられません。自転車でバスにも電車にも乗れてどこへでも行ける快適さは格別です。国の端から端まで自分の足でどこでも行けます。

 ただし、真の快適さは、「どこにも行ける」と言うことではなく、「どこに行っても、安心して帰れる」というところにあると思っています。

 もっともありえるのは、休日に天気がいいのでついつい遠くまで自転車で来てしまったが日が暮れてきてしまいどうにも疲れてしまった。こんな時、帰りは諦めて電車とかバスで帰るというケースです。

 つくばにこのケースを当てはめて見ましょう。

 ある人が、今はTX研究学園駅から北西の「東光台」の住宅街に住んでいたとします。この人が家族子供連れでサイクリングがてら洞峰公園に来たが、帰りは子供がどうにも疲れてしまった。というようなのがもっともらしいケース。

 自転車である以上、こんな場合どうしようもなくなってしまいます。しかし、バスで帰れれば、ぐっと気持ちが楽になります。安心して自転車でどこへでも遊びに出かけられることになるでしょう。

 バスに自転車が乗れるのであれば、すっごく思いっきり自転車で遠くまで出かけてみる、チャレンジ出来る気になるのです。どうでしょう?自転車を生活の一部にするということは常に自転車の代わりの交通手段が何らか確保されている必要があります。自転車を良く使うような人はよく現実をご承知だと思いますが、冬は自転車は不便ですよね。すぐ暗くなってしまいますよね。手はかじかんで大変です。そういったときバスや電車にいつでも切り替えられる選択肢があればいつも安心なのです。結果として自転車での活動範囲が広がるのです。

 それから、自転車との連携でバスの考えを一変させる必要があると思います。多くがつくば駅を終点としたバスになっていますが、バスを乗り換えるのは「面倒」なものです。東京都内の地下鉄と各種鉄道も「相互乗り入れ」というのをやっていますよね、これと似た考えで、つくば駅と研究学園駅の両方を経由しつくば市を東西、南北に直通運転するバスの路線を早急に確保してほしいものです。
緑の街 つくば